■小雲取山 山頂
小雲取というと和歌山県の方が有名なようですが、ここでは奥多摩の小雲取山(こくもとりやま)を紹介しています。
東京の西の端、山梨県と埼玉県の境に雲取山(くもとりやま)があります。東京都の最高峰で、深田久弥の日本百名山にも数えられている山です。
その雲取山の展望台ともいえる七ツ石山(ななついしやま)から見ると、雲取山のピークのすぐ下に、もうひとつ三角形の山の形が見えることがあります。これが、小雲取山です。
しかし実際にその場所へ行くと、山頂らしきものはなく山頂の標識も見当たりません。休憩にちょうどいい登山道分岐があるだけです。
じつは、タイトル写真の小高い丘のような場所が小雲取山で、左手に笹の踏み跡があります。そこを登ること数十秒で、樹木に囲まれた小雲取山の山頂に到達します。目印は小さな手作りの標識だけ、標高は1936mです。
この360°パノラマ写真では、ぜひ空を見てほしいと思います。パノラマ写真の画面を下方向へスクロールさせると真上を見ることができます。
私たち人間は、この空の下、木々に囲まれて、何千年、何万年と命をつないで来ました。遠くまで見渡せる岩稜のピークもいいですが、どこか安らぎを感じるこんな山頂も味わい深いと思います。
ほかにも、いろいろな絶景ポイントで撮影した 360°パノラマ写真(全天球写真)を公開しています。『事例s』サイトの「絶景360」(https://jilays.com/zek360-index)からご覧いただけます。 – Spherical Image – RICOH THETA
※画面左下のTHETAの文字をクリックすると、よりワイドな画面でご覧いただけます。
●エリア:関東南部・奥多摩
●撮影日時:2017/5/24 7:04
※タイトル写真撮影日:2017/5/23 14:19
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