Windowsパソコンとは、基本ソフト(OS)としてマイクロソフトの Windows(ウィンドウズ)を使っているパソコンの総称。
マイクロソフトは、今でこそ Surface(サーフェス)などの機器を発売しているものの、以前はソフトウェア専門の会社だった。そして、世界中のパソコンメーカーに Windows を提供してきた。
現在も、ほとんどのパソコンが Windows を使っている。メジャーなパソコンで Windows 使ってないのは、アップルの Mac(マック)くらい。
Windows が登場する前は、DOS(ドス)という基本ソフトが使われていた。しかしこれは、ずいぶん前に役割りを終えている。また、IBM が OS/2(オーエス・ツー)という基本ソフトを使っていた時期もあったけど、あまり普及しなかった。
あるいは、Linux(リナックス)や Solaris(ソラリス)といった基本ソフトが注目された時期もあった。これらは、PC-UNIX(パソコン用ユニックス)と呼ばれている。しかし、一般のパソコンユーザーにはほとんど使われていない。
パソコン用の基本ソフトとして Windows の強さは圧倒的で、常に 90%以上のシェア(市場占有率)を維持してきた。つまり、世界中で使われているパソコンの 9割以上が Windowsパソコンということ。
なお、Windows には、いろいろな種類がある。これは、以下のリンクから参照してほしい。
今は、タブレット端末やスマートフォンといったパソコン以外の機器を使う人が多い。そして、こうした機器のなかにも Windows系の基本ソフトを使ったものがある。しかし、これらの機器は Windowsパソコンとはいわない。
初稿公開:1998年8月
最終更新:2019年12月
執筆:下島 朗