WiMAX 2(ワイマックス・ツー)は、WiMAX(ワイマックス)の規格のひとつで、実質的に 2011年3月に策定された IEEE802.16m を指す。
WiMAX は当初、家庭やオフィスに設置された端末をインターネットに接続するための無線通信技術として開発された。つまり、光ファイバーなどの固定回線の代わりとして使うものだった。
その後、さまざまな追加規格が生まれるなかで、移動体通信に対応する規格(IEEE802.16e、IEEE802.16h および IEEE 802.16e-2005)が策定された。そして、これはモバイルWiMAX と呼ばれている。
これらを進化させたのが IEEE802.16m だった。しかし、WiMAX 2 のサービスが始まる前に、さらに機能を追加した WiMAX 2.1(ワイマックス 2.1)が登場。そして、WiMAX 2.1 の中に WiMAX 2 が含まれている。
WiMAX と WiMAX 2.1 は、別のページで詳しく解説しているので、必要に応じて参照してほしい。
最終更新:2020年5月
執筆:下島 朗