IT の分野で SIM(シム)というと、以下の 2つの意味がある。
一般的には、携帯電話機やスマートフォンの中に入っている SIMカードを指すことが多い。
これは、Subscriber Identity Module(サブスクライバー・アイデンティティ・モジュール)の略で、電話番号やユーザーを特定するための ID番号などが記録されている小さな ICカード。
この SIMカードを携帯電話機やスマートフォンに入れると、通話や通信ができるようになる。詳しくは、以下ののページを見てほしい。
これとは別に、情報システムのセキュリティに関連して SIM ということがある。こちらは、Security Information Management(セキュリティ・インフォメーション・マネジメント)の略で、日本語では「セキュリティ情報管理」という。
さまざまな IT機器の使用状況を自動的に記録して、情報システムや通信システムを守るソフトウェアやサービスで、詳しくは以下ののページを見てほしい。
初稿公開:2015年12月
最終更新:2020年6月
執筆:下島 朗