検索エンジンマーケティングは、インターネットの検索エンジンを使ってたくさんの人に会社や製品、サービスなどを知ってもらうためのノウハウ。あるいは、その手法などを表す言葉。
この場合の検索エンジンは、実質的に Google や Yahoo! などの検索サイトのことだと思っていい。
今は、何か調べるときはもちろん、何か買いたいときや、食事や旅行に行きたいときも、まずは「ネットで検索」するのが普通になっている。
そこで、インターネットの検索サイトを有用な広告媒体と考えて、検索エンジンから自社サイト(ホームページやランディングページ)へたくさんの人を誘導しようと考えている人や企業がとても多い。
そのための手法やノウハウを Search Engine Marketing(サーチエンジン・マーケティング)といって、これを SEM と略す。日本語では「検索エンジンマーケティング」という。
具体的には、SEM には以下の 2つの手法があるとされている。
まず、見てほしいサイト(Webページ)が検索結果の上位に表示されるように工夫する SEO という手法がある。上位に表示されると、それだけクリック(タップ)される可能性が高い。SEO については別のページでも解説しているので、必要に応じて参照してほしい。
次に、検索結果の上や横に有料で表示されるキーワード連動広告を利用する方法がある。あるいは、関連性の高いページに的確に広告を表示させるノウハウも SEM に含まれる。
初稿公開:2009年11月
最終更新:2020年6月
執筆:下島 朗