インターネット上で公開されている個々の情報ページをウェブページ(Webページ)という。そして、複数のウェブページが集まったものをウェブサイト(Webサイト)という。
たとえば、今見てもらっている、この「ウェブページ」という用語の解説がひとつのウェブページで、こうしたウェブページが集まった『事例s』がひとつのウェブサイトになる。逆にいうと、『事例s』というウェブサイトの中に、たくさんのウェブページがある。
紙の雑誌に例えると、各ページあるいは一本一本の記事がウェブページで、それが収まった雑誌全体がウェブサイトに相当する。
別の言い方をすると、ひとつのドメインがあって、そのドメインの下で公開されているウェブページ全体がひとつのウェブサイトを構成している。この『事例s』では、https://jilays.com/ というドメインで始まる個々の ウェブページが、『事例s』というウェブサイトを作っている
ウェブページのウェブは、ワールド・ワイド・ウェブ(World Wide Web)というインターネットの機能から来ている。これは通常、WWW と略されることが多く、日本語にすると「世界に広がるクモの巣」といった意味。
そしてウェブページは、この WWW と呼ばれるしくみによって他のウェブページとつながっている。具体的には、各ウェブページの住所にあたる URL によって、他のウェブページとリンクが張られている。
このリンクを、ハイパーリンクといって、ウェブサイトの中でも各ウェブページがリンクされている。そして、ハイパーリンクの部分をクリック(タップ)すると、リンク先のウェブページが開く。
初稿公開:1998年3月
最終更新:2020年9月
執筆:下島 朗