発送電分離とは、電力会社の発電事業と送配電事業を切り離すこと。つまり、「発電と送電の分離」という意味。従来、日本には 10 の電力会社があって、それぞれ地域ごとに発電、送電、小売りを独占してきた。発電事業は多大な先行投資が必要で社会的責任も大きい。そのため、かつてはこうした方式にメリットがあった。しかし社会の成熟や事業環境の変化にともなって、事業独占のデメリットが指摘されるようになってきた。
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