俺の名は、ルパン三世。
あ、いゃ、失礼。そういう年代なので。
改めまして、私の名前は下島 朗(シモジマ アキラ)。
この名前、あまり好きではありませんでした。子供のころ、よく友だちに「下々の者」とか「下ネタ」とか「シモの世話」などと、からかわれたからです。
大人になると、さすがにそういう人は減りましたが(それでも、たまにいて驚きました)、そのまま苗字で「シモジマさん」というのは堅苦しいし、発音しにくい。
で、ときどき「シモジ―」と呼ぶ人が出てきました。うん、これはいいかも。簡潔だし、アンジ―やマッケンジーみたいに、ちょっと欧米風な感じで。
と思っていましたが、年齢が上がってくると「シモ爺=シモの世話が必要な爺さん」に聞こえてきた。まぁ、いずれは自分もそういうときが来るだろうし、そのときはそういう自分を素直に受け入れられる人でありたいと思いますが、そのときになってみなければ分かりません。
私には、学生時代から続いている友だちグループがあります。会うのは、せいぜい年に1~2回。ときどき同報メールで近況を知らせる程度の、ゆる~い関係です。
その仲間内で、お互いの呼び方は苗字のアタマ2文字+さん付け。たとえば「こんさん」とか「たかさん」とか。もちろん私は「しもさん」。
以前、あるビジネス組織に所属していたころは、自分より年上の人が多かったので「しもちゃん」とも呼ばれました。しかし、最近は自分の方が上のことも多い。もう、ちゃん付けはムリがあるでしょう。
というわけで、やはり「しもさん」あたりが程よいのかな、と思うところです。
久しぶりに会ったら、「よぅ、しもさん。最近、どう?」くらいの感じでお付き合いいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
では、また。